内容は、城北整形外科クリニックの杉山慶悟先生による「腰椎の触診」と、秋山整形外科クリニックの小野正博先生による「胸腰椎の機能解剖」のレクチャーが行われました。
触診では、ヤコビー線、腰椎棘突起、椎間関節、腰部多裂筋に関する知識の確認と実技練習を行いました。
続いて、胸腰椎の機能解剖のレクチャーでは、詳細な機能解剖の説明がなされ、腰椎後弯可動テストや前胸部tightnessテストに関して、臨床で評価を実施する際に重要となる機能解剖学的な背景について確認がなされました。
その後、実技では上記の整形外科テストについて、実際に操作を行う際の注意点や工夫点を確認しました。また、多裂筋のリラクセーションの実技練習を行いました。
普段の臨床で何気なく行っている評価について、機能解剖を熟知し、運動軸やそれを規定するランドマークを正確に触知しながら操作を行うことが、関節の求心位を保った支点のブレない操作や正確な評価に繋がることを、改めて実感できました。
ご参加くださいました先生方、レクチャーをしてくださった先生方、誠にありがとうございました。
次回の滋賀支部の定例会は、
8月25日(土)16:00〜 の予定です。
6月は本会の宿泊研修、7月は京都支部との共催でビギナーズセミナーが開催されますので、定例会はお休みとなります。
詳細は追って、滋賀支部のブログ、Facebook、LINE@にてご連絡します。
次回の定例会も多くの先生方にご参加いただけるのを楽しみにしております。
投稿者: 奥山智啓