2018.3.24に整形外科リハビリテーション学会 滋賀支部 第120回定例会が開催されました。
内容は、生田病院の一川祥子先生による「肩甲帯・上腕骨の触診」と、生田病院の高口裕行先生による「上腕骨近位端骨折」のレクチャーが行われました。
触診のレクチャーでは、骨のランドマークとして鎖骨、肩甲骨(肩甲棘・肩峰角・肩峰・内側縁・下角・外側縁)、上腕骨(大結節facet・結節間溝・小結節)の実技を行いました。
続いて、上腕骨近位端骨折についてのレクチャーでは、疫学や骨折型の分類などについて確認し、X線画像評価の考え方や早期運動療法としてのstooping exerciseについて説明がなされました。
また、stooping exerciseについて、普段の臨床でどのような工夫をしているかをテーマに、
スタッフによるディスカッションが行われ、目的の再確認とリスク管理や方法論の実際について、具体的なイメージの共有が図られました。
その後、実技ではstooping exerciseを行い、各先生方で工夫点を考慮しながら練習を実施しました。
実技練習の様子
今回は27名の先生方にご参加いただきました。
ご参加くださいました先生方、レクチャーをしてくださった先生方、誠にありがとうございました。
次回の定例会は、 4月28日(土)16:00~
テーマは、「胸椎の機能解剖(導入編)」 を予定しております。
新年度も多くの先生方にご参加いただけるのを楽しみにしております。
投稿者: 奥山智啓