平成29年5月28日に整形外科リハビリテーション学会滋賀支部 第115回定例会が開催されました。
今回は39名の先生方にご参加いただきました。
触診の講義では生田病院の高口裕行先生に骨のランドマーク(肩峰、大・小結節、結節間溝、烏口突起)と腱板疎部を中心にご講義いただきました。
腱板疎部を構成する烏口上腕靭帯(CHL)を三次元的に捉えるなど興味深い内容でした。
高口 裕行先生(生田病院) |
夜間痛の要因が、一次的要因(炎症)の場合は運動療法適応外。癒着などの二次的要因の場合は運動療法が適応。
さらに、肩峰下滑液包(SAB)と腱板構成筋の癒着剥離に関して、運動方向を解剖学的に考慮し運動面を規定するといった、操作方法や考え方を教えていただきました。
そして、腱板疎部ではどのような動態があるかを示していただき、週明けからの臨床に直結する内容でした。
小野 正博先生(秋山整形外科クリニック) |