今回は、「肩関節後下方組織」に絞り、ランドマークとなる骨の触診、筋の触診、拘縮の評価、そして関節の操作方法など、実技中心に行いました。
奥山 智啓先生(ひぐち整形外科クリニック)
骨の触診(鎖骨、肩峰、肩甲棘、棘三角、上角、下角、内側縁、外側縁、烏口突起、大結節とその各facet、小結節)の講義と実技をしていただきました。
小野 正博(秋山整形外科クリニック)
肩関節後下方に位置する筋(棘下筋、小円筋、およびそれらの筋間)についての講義と触診を行いました。
高口 裕行先生(生田病院)
肩関節後下方の拘縮除去についての操作法を紹介していただき、操作の解説、実技を行いました。
(定例会での練習風景)
肩関節の操作では求心位を保った状態での操作が重要であり、「ブレないように」ということをテーマに実技を行いました。「頭で理解できても、実際に操作のは難しい。」、「また帰ってから練習します。」という声もありました。
参加された先生方、お疲れ様でした。