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2016年11月27日日曜日

第112回 滋賀支部定例会 活動報告

平成28年11月26日(土)に整形外科リハビリテーション学会滋賀支部 第112回定例会が行われました。

内容は膝シリーズ第4弾 高位脛骨骨切り術(HTO)をテーマに、城北整形外科クリニックの杉山慶悟先生による『レクチャーにつながる触診技術』と三倉より『高位脛骨骨切り術』についてのレクチャーを行いました。

触診のレクチャーは膝関節後内側に存在する半膜様筋、腓腹筋内側頭、MCLについて詳細な解剖を示していただき、大変勉強になりました。

城北整形外科クリニック 杉山慶悟先生

実技では、内側裂隙、半膜様筋、腓腹筋内側頭を中心に隣接組織の間隙まで丁寧に行いました。



高位脛骨骨切り術のレクチャーでは、術式の内容から考慮すべきことや、早期に伸展制限を改善する重要性などについてお話しさせていただきました。

城北整形外科クリニック 三倉一輝

実技では後内側組織の柔軟性を改善するアプローチを行い、伸展時のend feel 角度の変化を確認しました。健常人の左右差を評価する練習にもなりました。


実技の様子



触診は奥深いものだと常々感じます。しっかり練習して精度を上げていきたいです。

今回の定例会で年内は最後になります。皆様お疲れ様でした

平成29年は『肩シリーズ』を1年通して行います!
来年最初の定例会は平成29年3月25日(土)です。




12月はシンポジウムが開催されます。

日時:平成28年12月11日(日)9:15~ 受付開始  10:00開始

会場:吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)
   〒464-0856 愛知県名古屋市千種区吹上2−6−3

内容 《Basic》『前腕・手関節の機能評価 〜私の工夫〜』
   《Advance》『肩関節術後アプローチ』

参加費 会員:¥2,000 非会員:¥5,000 
    学生会員:無料 学生非会員:¥2,000


投稿者:三倉一輝








2016年10月24日月曜日

第111回 滋賀支部定例会 活動報告


2106/10/22に整形外科リハビリテーション学会 滋賀支部定例会が開催されました。
今回は32名の先生にご参加いただきました。





内容は、膝シリーズの第3弾として、infra patella tissueをテーマに、あずま整形外科の山内辰也先生による「レクチャーにつながる触診技術」と、ひぐち整形外科クリニックの奥山より「Infra patella tissueについて」のレクチャーを行いました。










触診では、Infra patella tissueに関わる骨のランドマークに続き、膝蓋支帯と膝蓋下脂肪体を触れていきました。また、超音波エコーを用いた膝蓋下脂肪体の動態についてもお話いただきました。











レクチャーでは、Infra patella tissueについて、膝蓋下脂肪体の拘縮と膝前面部痛との関係に着目して、機能解剖や疼痛の病態解釈と評価・アプローチの実技を行いました。








また、レクチャーの最後には、生田病院の辻修嗣先生より、関節運動における運動軸についてのお話をいただき、骨の生理的な運動軌跡を捉えていくことの重要性を改めて認識できました。



参加された先生方、お疲れ様でした。

次回の定例会は、平成28年11月26日(土)16:00からです。

内容は、高位脛骨骨切り術についてを予定しております。

来月もたくさんの先生方のご参加をお待ちしております。



投稿者:奥山智啓

2016年9月1日木曜日

第5回関西ブロック全国研修会「股関節周囲の機能解剖学的触診(Palpation)と治療」のご案内



第5回関西ブロック全国研修会
「股関節周囲の機能解剖学的触診(Palpation)と治療」

会期:平成29年2月11日(土・祝)・12日(日)の2日間

会場:尼崎リサーチ・インキュベーションセンター
   〒660-0083 尼崎市道意町7丁目1番3

講師:
林典雄先生、浅野昭裕先生、岸田敏嗣先生、鵜飼建志先生、山本昌樹先生、
松本正知先生、熊谷匡晃先生、岡西尚人先生、小野志操先生、猪田茂生先生、
辻修嗣先生、永井教生先生、吉川友理先生、畠山智行先生、稲葉将史先生、
宿南高則先生

参加費:会員23,000円、会員外25,000円

定員:100名(会員外でも参加可能です)

申込受付開始:平成28年11月1日より先着順、定員に達し次第終了
       お申し込みは専用ホームページより

その他:本学会認定B検定試験を同時に開催します。

第25回整形外科リハビリテーション学会学術集会2016ご案内


会期:平成28年9月18日(日)・19日(月・祝)
会場:名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)
   〒464-0856 愛知県名古屋市千種区吹上2-6-3
参加費:会員3,000円 非会員5,000円
    学生会員無料 学生非会員2,000円

運営事務局:整形外科リハビリテーション学会スポーツ支部
      http://sposibu.web.fc2.com
                        お問い合わせ
      2016gakujutsu@gmail.com   

2016年8月28日日曜日

第110回 滋賀支部定例会 活動報告

昨日、整形外科リハビリテーション学会滋賀支部の定例会が開催されました。

20名の先生方に参加していただき、機能解剖学に基づいた考えをもとに触診・各操作を練習しました。

今回は「前腕回旋制限」、「股関節前方部痛」、「膝関節後方部痛」の3つのテーマで講義をさせていただきました。

1つ目の「前腕回旋制限について」は、秋山整形外科クリニックの小野が担当させていただきました。


時間の都合上、回内制限だけの焦点を当て、回外筋やLCL complexの解剖学的位置関係や回内制限との関連性を確認した上で、各組織の触診と操作の実技をしっかりと練習しました。


2つ目の「股関節前方部痛について」は、城北整形外科クリニックの三倉一輝先生に担当していただきました。

股関節屈曲時の前方部痛の原因の一つとしてFAI(femoloacetabular impingement)があり、病態を導き出すための画像所見や徒手検査といった評価方法の紹介が行われ、触診と徒手検査、軟部組織の操作を実技で行いました。


そして3つ目の「膝関節後方部痛について」をひぐち整形外科クリニックの奥山智啓先生に担当していただきました。
膝関節後方部に位置し、後方部痛の原因となりやすい半膜様筋・膝窩筋について解剖学的走行の詳細を説明していただきました。実技では膝窩筋に焦点を絞り、触診・圧痛所見の取り方・リラクセーションの方法などが紹介されました。


(実技練習の風景)

参加者のほとんどが休憩時間も練習に費やし、しっかり実技練習を行いました。









最後になりましたが、参加された先生方、お疲れ様でした。

次回の定例会は10月22日(土)16:00からです。

※9月の定例会はお休みとなります

内容は「infra-patella tissue」を予定しています。

是非ご参加ください。

投稿者:小野 正博


2016年7月24日日曜日

第109回 滋賀支部定例会 活動報告

昨日は整形外科リハビリテーション学会滋賀支部の定例会が行われました。

多くの先生方に参加していただき、盛会のうちに終えることができました。

内容は膝シリーズ第2弾ということで『屈曲制限』について外側組織由来、前面組織由来に分けて講義させてもらいました。

外側組織由来の屈曲制限は城北整形外科クリニックの三倉が担当しました。
外側に存在する組織の形態や位置関係を理解した上での評価、触診を用いての評価、アプローチ方法など健常人の左右差を見つけて、これを改善させるところまでしっかり実技を行いました。

前方組織由来の屈曲制限はひぐち整形外科クリニックの奥山智啓先生にご講義いただきました。
理学療法士として運動療法を行っていく上での『設計図』についての話や、PFPなどの脂肪組織の動態をエコー動画を用いて詳細に行ってもらいました。


城北整形外科クリニック 三倉一輝

ひぐち整形外科クリニック 奥山智啓先生

外側組織についての講義では、股関節の肢位変化による判別方法や、Q-angleを用いた下腿外旋角度の評価などを行い、参加された先生方は、健常人から左右差を見つける作業を丁寧に行っていました。

前方組織についての講義では、膝蓋骨の位置評価や、大腿四頭筋の筋腱移行部の触診などを行い、さらに中間広筋やPFPなどの評価、治療まで丁寧に行っていただきました。








参加された先生方、お疲れ様でした。

来月は、8月27日(土)です。

内容は
股関節、前腕、膝の3つを予定しています。

お誘い合わせの上、是非参加してください。


投稿者:三倉一輝





2016年7月12日火曜日

整形外科リハビリテーション学会 滋賀支部 第109回 定例会


膝シリーズ第2弾は『膝関節屈曲制限』

屈曲制限を外側組織と前面組織に分けて講義を行います。

『膝関節外側組織由来の屈曲制限について』
城北整形外科クリニック 三倉 一輝先生

『膝関節前面組織由来の屈曲制限について』
ひぐち整形外科クリニック 奥山 智啓先生

日時:平成28年7月23日(土) 16:00〜
場所:生田病院 リハビリテーション室


講義は、膝関節の機能解剖や屈曲制限に対する考え方、触診・評価を中心に治療につながる内容です。